Cardiology
循環器内科
動悸や胸の違和感など
小さなこともご相談ください
循環器内科では、心臓や血管に関する疾患の診断や治療を行います。健康診断で指摘を受けた方はもちろん、動悸や胸の違和感・痛み、横になったときの息苦しさ、足のむくみなどの症状でお悩みの患者様が受診されています。診断にあたっては、採血や尿検査、レントゲン、心電図のほか、超音波検査(心臓・下肢動脈・下肢静脈エコー)などを行い、客観的な結果に基づいて状態を確認いたします。
FEATURE
当院の循環器内科の特徴
01
生活習慣病から引き起こされる、心血管疾患の予防と管理
高血圧、脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病は、心臓病(心筋梗塞や狭心症)を引き起こす大きな原因となります。当院では生活習慣病や内分泌疾患にも対応しており、将来的な心臓や血管への負担を見据えた予防医療に注力しています。
長年の循環器診療の経験を活かし、患者様お一人おひとりに寄り添った治療を提案いたします。
02
心臓や血管の異変を捉える、充実した検査体制
当院では、心臓の動きや弁の状態をリアルタイムで観察できる「心臓超音波(心エコー)検査」など、専門的な検査設備を整えています。動悸や胸の痛みといった症状の原因を速やかに調べ、目に見えない心疾患のリスクを的確に評価・管理いたします。
こんな症状・お悩みはありませんか?
- 階段や坂道を上るときに、急に息切れがするようになった
- 朝起きると、足や顔が以前よりもひどくむくむ
- 健康診断で高血圧や不整脈の疑いを指摘された
- 突然、心臓がドクドクと激しく脈打つ(動悸)
- 急に目の前が暗くなったり、めまいや立ちくらみがしたりする
- 親族に心臓病(心筋梗塞や狭心症など)を患った人がいて心配
当院では、お一人おひとりの症状やお悩みを丁寧にお聞きし、必要な検査を通じて心疾患のリスクを詳しく調べます。
どんな小さな不安でもお聞かせください。
DISEASES
対応している代表的な循環器の疾患
高血圧症
血圧は心臓から送り出された血液が血管壁に与える圧力です。心臓が収縮したときが最高血圧、拡張したときが最低血圧であり、高血圧は血管に強い圧力がかかり続ける状態をさします。自覚症状がほとんどないまま血管を傷つけて動脈硬化を進行させ、心臓病や脳卒中などの重大な合併症を招く恐れがあるため注意が必要です。
一般的な症状・発見のサイン
- 頭痛
- 頭重感
- めまい
- 肩こり
- 動悸
- のぼせ
- 無症状
不整脈
「急に胸がドキドキする」「一瞬脈が飛ぶ感覚がある」といった訴えの背景に、心臓の拍動を調整する電気の伝わり方の乱れが隠れている場合があります。ストレスや睡眠不足、カフェインの摂りすぎが引き金になることもあり、貧血や甲状腺の機能異常など、心臓以外の原因で動悸が起きるケースも少なくありません。
一時的な期外収縮のように経過観察で足りるものから、脈が極端に遅くなる徐脈、激しく速くなる頻脈まで、種類は多岐にわたります。なかでも「心房細動」は心房内に血栓を作り、将来的な脳梗塞のリスク要因となる不整脈です。自覚症状の強さは不整脈の重さと必ずしも一致せず、心房細動では症状のないまま健康診断の心電図で見つかる方もいます。
一般的な症状・発見のサイン
- 動悸
- 脈の乱れ
- 胸の不快感
- めまい
- 立ちくらみ
- 失神
- 息切れ
- だるさ
心不全
長年の高血圧や過去の狭心症で心臓へ負荷がかかり続けると、ポンプとして押し出す力が徐々に低下します。心機能が衰えて全身の血流が滞ると、足の甲や脛(すね)に強いむくみが出たり、短期間で体重が急に増えたりします。坂道や階段を上るときにすぐ息が切れ、横になると息苦しさを覚えるのは、体に余分な水分がたまるためです。ご家庭での毎朝の体重測定は、水分のたまり具合を早くつかむ手がかりです。減塩も心臓の負担を抑える柱ですが、目標量は重症度によって変わるため、主治医と相談しながら決めていきましょう。
一般的な症状・発見のサイン
- 息切れ
- 呼吸困難
- 足のむくみ
- 急激な体重増加
- 疲れやすさ
- だるさ
- 咳
狭心症・心筋梗塞
運動中や重い荷物を持ち上げた際、胸の中央からあごや左肩にかけて押さえつけられるような痛みが生じる場合、冠動脈の狭窄が疑われます。動脈硬化によって心筋へ酸素を届ける血管が細くなると、必要な血液量が不足して一時的な痛みが起きるのです。この狭心症の段階であれば、休めば数分から10分ほどで症状は治まります。しかし、狭窄部に血栓が詰まって血流が完全に遮断されると「心筋梗塞」へ移行し、冷や汗を伴う激しい痛みが長時間持続します。心筋の損傷は時間とともに広がるため、この痛みが引かないときは救急車の要請をためらわないでください。
一般的な症状・発見のサイン
- 胸の痛み
- 胸の圧迫感
- 締め付け感
- 背中の痛み
- あごの痛み
- 息切れ
- 左肩への放散痛
- 意識混濁
大動脈瘤・大動脈解離
血管の壁がもろくなり、こぶ状に膨らむ大動脈瘤は目立った症状がないことが多く、破裂すると命に関わります。また、血管の壁が内側から裂ける大動脈解離は、突然の激しい胸や背中の痛みを伴い、いずれも速やかな対応が必要な緊急疾患です。
一般的な症状・発見のサイン
- 突然の激しい胸の痛み
- 背中の激痛
- 腰痛
- 声のかすれ
- のどの違和感
EXAMINATION
当院で可能な循環器内科の検査
心電図検査
胸の痛みが突発的に起きた際や動悸の原因を探る場面において、第一選択となる検査です。
心筋が収縮する際に発する微弱な活動電位を検出し、拍動のリズム異常や心筋の酸素不足をその場で読み取ります。
しかも診察室で速やかに実施でき、お身体に痛みや傷を伴いません。波形に異常が認められた場合は、より専門的な検査へと進み、隠れた原因を絞り込んでいきます。
レントゲン検査
心臓と肺は互いに深く関わり合っているため、胸部全体を1枚の画像で同時に確認することが診断の基本となります。画像上で心臓の横幅が胸郭の半分以上を占めていた場合、心拡大や心不全の兆候を強く疑います。さらに、肺の血管が太く膨らむ肺うっ血や、胸に水がたまっている程度もその場で読み取れるため、病状の重さを測る手がかりとなるのです。
撮影の手間がかからずお身体への負担も少ないため、初診時のスクリーニングだけでなく、治療薬の効果を確かめながら経過を追う目的にも適しています。
エコー(心臓超音波検査)
胸に小さな機器をあてて超音波を送り、心臓が1回でどれだけの血液を送り出せているか、4つの弁が開いて閉じる動きを、動く画像で確かめます。
血液の逆流を色分けして画面に映せるため、弁膜症の程度や心臓の筋肉の厚みを調べるにあたって欠かせない検査です。
さらに同じ機器を首元へあてる頸動脈エコーを行えば、血管の壁の厚みから全身の動脈硬化の進み具合まで把握できます。放射線を使わず痛みもありませんので、ご高齢の方や持病のある方でも繰り返し受けていただけます
ABI(足関節上腕血圧指数)検査
「少し歩くとふくらはぎが痛くなり、休むと楽になる」という症状がある場合、足の血管に障害が起きている可能性があります。両腕と両足首の血圧を同時に測って比べると、足の血管の詰まりや狭まりの有無を数値としてつかめるのです。同時に脈の伝わる速さを調べれば、血管のしなやかさや血管年齢の目安まで一度にわかります。特に長年の喫煙習慣がある方や高血糖を指摘されている方は足の血管が傷みやすいため、定期的な血流チェックをお勧めします。
ご家族の在宅介護・医療ケアでお悩みの方へ
循環器に持病がある方の在宅生活は、急な体調変化への不安がつきものです。私たちが運営する「一般社団法人Keola」では、医師が代表を務める強みを活かし、緊急時にも素早くクリニックと連携できる体制を敷いています。「医療ニーズが高く、他の施設では受け入れが難しかった」という方も、まずは一度ご相談ください。


